The Green Catalyst
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Creating futures we can believe in
  • We are collective future explorers

    We create futures we can believe in

一人一人の良い個性を最大限に活かして伸ばし、個人にも社会にもよい未来を

もし、何もかも自由であるなら、あなたは、どんな未来にしたいでしょうか?
現在は、多くの履歴書や最初の面談の時間とコストの節約のために、AI(アルゴリズム)が使われ、実際の人間と話すまでに行きつくまでには、とても時間がかかります。これは世界的な傾向です。
アルゴリズムは、科学的に信ぴょう性のない方法で、あなたがどういう人か、将来どうなるかを決めつけて、「ひと」ではなく「もの」を扱うようにソーティングします。
でも、ひとは予期しにくく複雑で、常に内面や私たちのコントロールの及ばない外側の世界の変化にも影響され変わり続けていて、あなたがどういう人か、将来どうなるかを決めることは、あなた以外に誰にもできません。
今日の一つの選択の違いで、明日の未来は異なったものとなっていきます。
もし、あなたが、人間性、ひとの複雑さを無視した、強制的に限られたひな型にひとを押し込める心理テストや行動テスト、アルゴリズムを疑問なく受け入れると、自分自身の可能性をとても狭めることとなります。
例えば、子供たちを無作為に選んで、ある子供のグループを「知能が高い」と先生に伝え、ある子どもたちは「何を教えてお学びようがない」と伝えた場合、先生が無意識のうちに「知能が高い」とされている子供たちに対しては積極的に熱意と忍耐力をもって教え、後者にはほぼ関心がない、という実験結果もあります。結果は、前者はよい結果を残し、後者の結果は平均してよくなかったものの、実際に子供たちの能力が違っていたわけではありません。
また、子供たちを無作為に選び、「あなたにはできる」と言った場合と、「あなたには無理」と教え込んだ結果は、前者は忍耐強く努力をし良い結果を出す傾向があり、後者は最初からあきらめて平均してよい結果をださなかったという実験結果もあります。これは、自分が押し付けられた型を疑問をもたず受入れ、自分が自分自身で未来をつくるのではなく、押し付けられた型に自分を合わせた結果です。
遺伝子については、多くの情報が明らかになってきましたが、それでも遺伝子がコントロールしているのは50パーセント以下で、残りは環境など個人ではコントロールしえない外側からくる影響だとされています。たとえば、アインシュタインが現在のイエメンに生まれていれば赤ちゃんのときに死亡していた可能性は高いし、中近東に女性として生まれていれば教育の機会さえなかったかもしれません。逆にイギリスの保守党政治家の多くは、いわゆる上流階級出身ですが、成績や知能に関わらず、特有の寄宿舎学校へ行き、クォリティーの高い教育を受け特有の話し方や振る舞いを身につけ、富裕層で強力な政治的影響力のあるグループ内でのコネクションづくりもし、自分たちの所属するグループに有利になるように政治や経済の仕組みを作ったり変えたりしています。
また、仕事でいえば、ある環境では非常に良い結果を出していた人が、別の国の支社では、言葉や慣習に問題は全くなかったのに全く力を発揮できず、元の部署に戻ると再び力を発揮するという場合もあります。このひとの能力が変ったわけではなく、環境がいかに大きく影響するかということは、ひとの複雑さを示すものでもあるでしょう。

私たちには、自分のよい部分をみつけ、のばし、望む未来をつくる自由があります。
たとえ、あなたの生まれ育った環境が絶望的なもので、不利な状況のスタートだったとしても、私たちには未来を変えることができます。
「The best version of myself (自分の内側にある良心やモラルに沿って勇気をもって正しい言動を選び、自分の中での一番いいバージョンの自分でいる)」を常に目指し、明るく希望のもてる未来をつくるサポートをします。

あなたは、自分の望む未来をつくる自由をもっています。
あなたは、その自由を使って、何をしますか?

仕事の意味を考え直す - 自分の生きたい人生の中での仕事の位置づけ

今日だけが、あなたに残された日だとすると、あなたは何をすることを選択するでしょう?

今の生活を完全に捨てて、どこかに旅に出かけたりすることを勧めているわけではありません。
あなたにとっての人生や、その中に占める仕事というのは、どういった意味を現時点で持つのでしょうか?
また、近い将来、それが変わる可能性は高いでしょうか?
日本で暮らしていると、仕事が自分の唯一のアイデンティティになりがちですが、人間は多様で複雑なものであり、誰もが多くのアイデンティティを持っています。職業や職位やサラリーの多さ、上司や会社からの仕事の評価、どの企業に勤めているか、或いは仕事をしていない等で、あなたという「Being」の価値が変るわけではありません。仕事の有無や経済力、心身に困難がある状態等に関わらず、私たちは対等で、一人一人が尊厳を尊重されるべきかけがえのない存在です。

多くの人々は、仕事というなかでも、Paid-Job(賃金を払われる仕事)が必要でしょうが、Paid-Jobが必要でない人々も世の中にはいるし、Paid-Jobを選択しない人々もいます。収入がなければ生きていけないとしても、Paid-Job以外から収入を得ることも可能かもしれません。
あなたは、どう生きたいでしょう?
また、その生き方のなかで、仕事をどのように位置づけますか?
あなたにとって、一番大事なもの(実際に手に触れられるもの/触れられないもの)は何でしょう?
譲れない価値観や倫理観は何でしょう?

Paid-Job(賃金を払われる仕事)に合わせて、自分自身を変えたり、自分の人生の優先順位を変えるのは、あなたが望む人生でしょうか?
Paid-Jobは、時代や世界の地域によっても変わってきており、今ある仕事が10年後、20年後に存在するかは誰にも正確に推測することはできません。
なぜなら、未来のデータは誰も持っていないからです。
あなたは、「10年後や20年後に存在し、かつ給料の高い職業」というリストをみて、その職業に自分のスキルや行動特性を合わせようとしているかもしれません。でも、このリストは往々にして特定の業界や企業に資金を受けて作られ、大きなバイアスがかかっている可能性も高いです。
また、どのデータやモデルも100パーセント正しいということはありません。
統計モデルを作る人々は、多くのデータを分析してモデルを作成しますが、ノーベル賞を受賞した経済学者のPaul Krugmanも、「不要或いは自分のモデルに合わないと思って考慮に入れなかったデータが、数年後に実はとても重要だったということが分かり、世間に受け入れられていた経済モデルが不適切だっということはよくあること」と言っていました。多くの著名な経済学者が、経済危機が起こることを見逃すのは、誰にでも自分の世界観があり、その世界観に合わせてデータを取捨選択するからで、自分の専門分野であればあるほど、自分自身を疑うことが少なく、間違った偏った予測モデルに行きつきやすいことはよく知られています。「確実性」を追いかけ、何かを「確実」だと信じこむのは一時的に安心感をもたらすかもしれませんが、実際は、多様・多方向な見方を減らし、オープンな考え方や見方ができなくなり、危険です。私たちは、不確実性を耐える力を持ち、オープンマインドでいる必要があります。

また、私たちの多くがどういう選択をし、どういう行動を取るかで、未来は大きく変わります。
大事なのは、まやかしの確実性という安心を与えてくれる「未来予測」ではなく、あなたという人間です。
どんな仕事をしていても、大なり小なり社会には貢献しています。
仕事は、あなたの一番良いところを引き出し、伸ばし、あなたにとっても周りの人にとっても社会や世界にとっても良い未来をつくるもののはずです。
誰にでもGift(才能)はありますが、それは見つけて磨きつづけていく必要があります。
人類が生き延びてきたのは、多様性があり、それがレジリエンスをつくりだし、気候変化等の外側の変化にも適応してきたからです。
私たちが豊かな未来をもつためには、さまざまな才能をもった人々が必要です。
あなたの才能・特性・個性を活かせる仕事を探し/作り出していれば、未来の変化を恐れる必要はありません。
逆に変化をOpportunity(機会)に変えていくことが容易となり、自分自身も楽しみながら、周りにも社会にも仕事を通して貢献できる人生となるでしょう。
ただ、それにはしっかりと考えること、世の中で起こっているできごとやデータを収集し適切に分析・理解すること、行動を起こし、計算されたリスクも取ること、自分の人生の舵を取るという勇気も覚悟も必要です。
あなたの人生はあなたのものです。
誰もが違うので、マニュアルはありません。

あなたの未来は、今日この瞬間の選択と行動からできています。
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About Me

イギリス在住20年以上。

日本の国立大学の美学美術史卒業。

元 ITエンジニア(日本・イギリスで10年以上ーイギリスで労働許可証を取得)/ジュエリーデザイナー / リクルートメントプロフェッショナル (イギリスで8年以上)

すべての人はギフト(個人個人のよいところー誰もが違う)をもっていて、それを見つけ、伸ばし活かして、みんなで共に希望のある、信じられる未来をつくっていくことは可能だと信じています。出生や出身大学、年齢、国籍ということにとらわれず、Possibilities(可能性)を基本に、一人一人と社会にとってポジティブな未来をつくる一歩を踏み出すお手伝いをします。

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従来の仕事案件に対して応募をかけるという形ではなく、一人一人とじっくりお話し、中期的・長期的にどんな可能性があるのかを話し合います。

企業や業界等とのカジュアルなグループ対話を通して、長い目で企業や業界とかかわりを持ち、タイミングが合ったときに誰にとってもハッピーな結果と長い目で見ての良い結果が生まれ育っていくことを目的としています。

コンサルテーションは約30分で、無料です。

どの段階でも料金が生じることはありません。

イギリスのロンドン在住のため、基本的にオンラインでお話します。

質問があれば、気軽に問合せフォームからどうぞ。

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ヨーロッパ視点からの文献や記事、ニュース、個人的な経験から、地球温暖化問題、グリーンテック、外国で働くこと/仕事をどうとらえるか、異文化理解/外国語を学ぶこと、社会問題、アート、スタンダップコメディー等、幅広く伝えます。
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Reference

イギリスで困ったときに。転ばぬ先の杖。プラス、転んだ時の対処法


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