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戦争のドラムに踊らされないことの大切さ ①

日本に住んでいると、西アジア(イランやイエメン、パレスチナなど)、中央・南アメリカ(ベネズエラやホンデュラスなど)は、どこか遠い国で、そこで何が起ころうと、自分には関係ないと思うかもしれません。

でも、実際には、世界で起こっていることはつながっていて、点と点をつないで考えること、システム・構造をみぬくことは、とても重要です。

現在、アメリカ政府が、地球上のさまざまな地域に(違法である)爆撃、(違法である)主権をもつほかの国(ヴェネズエラ)の大統領を誘拐、(違法である)イランへの爆撃を行い、侵略やイラン・リーダーの暗殺をほのめかしていること、(違法である)デンマークの自治領であるグリーンランドを軍事...



05.02.26 06:10 PM - Comment(s)
世界で起こっていることはつながっている  ー 真実を伝える漫画の力

Khalid Albaih (カリッド・アルベィー)さんは、スーダン人の両親をもち、ルーマニア(東ヨーロッパ)で生まれ、カタール(西アジア)で育ち・教育を受け、西ヨーロッパでもかなりの年数を過ごした、Political cartoonist (ポリティカル・カートゥーニスト/政治風刺の漫画家、ジャーナリスト、人権活動家です。

カリッドさんの漫画や描写を載せているフェイスブック・ページの名前「Khartoon!(カートゥーン!)」は、スーダンの首都「Khartoum(カートゥーム)」と英語の単語で漫画を指す「Cartoon(カートゥーン)」をかけている、遊び心の感じられるものです。

カリッ...



05.02.26 06:07 PM - Comment(s)
ベネズエラ、グリーンランド、イラン、パレスチナで起きていることは、つながっている ー 原因は帝国主義のアレンジメントを必要とする資本主義

イスラエルによるパレスチナ人虐殺・エスニッククレンジングが、私たちのスマートフォン上で、被害者であるパレスチナ人によってライヴ・ストリーミングされる状況が始まって以来、ヨーロッパ社会(恐らくアメリカも)では、実際に私たちが目にしていることと、政府や主流メディアがいうことが正反対で、世界がさかさまになったような、めまいがするような気持ちになっている人は、私を含め、たくさんいます。

The UK(イギリス、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの連合4か国)では、イスラエルによるパレスチナ人虐殺・エスニッククレンジングに反対する団体がテロリスト指定されました。
テロリストに指定されているのは、アル...

05.02.26 06:03 PM - Comment(s)
もしすべての女性が、明日死んだとしたら

Emma Holten(エマ・ホルテン)さんは、デンマークに住むジェンダー政策コンサルタントで、去年(2025年)、「Deficit: How Feminist Economics Can Change Our World(無理やり訳せば、不足/赤字: どうフェミニスト経済は、私たちの世界を変えることができるか)」を出版し、イギリスでも人気があります。
日本語には、まだ翻訳されていないようです。

エマさんを知ったのは、イギリスのポッドキャスト「Politics JOE」でIntervieweeとして招かれて対談を行っていることがきっかけだったのですが、北欧系の言語と英語はとても近い(似ている)ので...


09.01.26 06:20 PM - Comment(s)
良心を監禁して刑務所にいれる社会 - イギリスでのハンガー・ストライキ

イギリスでは、現在、The UK(イギリス・北アイルランド・スコットランド・ウェールズの連合4か国)の歴史上で、最大に近いハンガー・ストライキが行われています。
このうちの女性2人は、54日以上のハンガー・ストライキを行っていて、身体的に、いつ死んでもおかしくない状態です。

このうちの一人、アムさんはハンガーストライキを始めてから54日以上たち、10キロ以上の体重を失い、死ぬ覚悟もできているとしています。
タイトルの「良心を監禁して刑務所にいれる社会」は、アムさんのことばです。

ハンガーストライキを行っているのは、アムさんを含む20代から30代前半の若いひとびとの計8人です。
(※2025年12月30日...






09.01.26 06:18 PM - Comment(s)
どんな形態の至上主義も捨てる ー 歴史をよく知ることも大切

私は、日本生まれ・日本育ちで、20代半ばで、スーツケース一つでイギリスのロンドンにきて以来、自分で労働許可をとり、そのまま四半世紀以上この国に暮らしていますが、帝国主義国(元植民地宗主国)の中では唯一の非白人の国(=日本)で育ち、別の帝国主義国の白人・キリスト教徒がヒエラルキーのトップになる国(=イギリス)で働く・暮らすというのは、とても興味深い経験です。

なぜなら、西ヨーロッパの白人・キリスト教徒を祖先とするひとびとは、現在を含むここ数百年の社会・経済・政治構造では、どこに行ってもヒエラルキーのトップですが、日本人の場合、アジアではヒエラルキーのトップにいるようなふるまいをしてきたものの、西ヨ...

22.12.25 04:36 PM - Comment(s)
絶望している(若い)ジェネレーションーThe UKの場合

The UK(イギリス、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの連合4か国)では、最近、NEETS(ニーツー日本語でもニートのようだけれど、ニートの人々で複数なのでニーツ/就業していなく、学業に従事しているわけでも、なんらかのトレーニングに従事しているわけでもない人々)の数が約95万人になったということで、現在、与党である労働党は、この若い人々を罰するかのような政策を打ち出しました。

ちなみに、日本とは統計のとりかたや、誰をニートとするかという定義、どの年齢で区切っているかも違うので、シンプルには比較できません。
The UKでは、このニーツの統計は、16歳~24歳を対象としていて、日本では通...


22.12.25 04:32 PM - Comment(s)
ファシストの世界か、decolonial(デコロニアル/植民主義・帝国主義からの解放ー誰もが、どの国もお互いの主権を尊重しながら、対等な立場で、経済・文化・社会・政治すべての側面で、支配・被支配、上・下、搾取・非搾取、の関係性を排除し、協力しあう)の世界かの岐路は、パレスチナにある

ニューヨークで行われた、パレスチナ文学祭での、アメリカ人作家、タナハシ・コーツさんと、パレスチナ人ディアスポラである、タリーク・バコーニさんとの対談からの考察を。
「ディアスポラ」は、民族離散をさします。
1947年にイスラエルが、原住民であるパレスチナ人に対して、虐殺・エスニッククレンジングを行い、パレスチナから暴力的に追い出されて離散したパレスチナ人一世代目とその子孫たちをさしています。
ほぼすべてのパレスチナ人は、自分の地へ戻ることをイスラエルによって拒否され続け、難民としてジョルダンやレバノンなどの近隣国で過ごすことをしいられています。後述しますが、国連でパレスチナ人の自分・祖先の地に戻る権...


22.12.25 04:18 PM - Comment(s)
世界はつながっている ー 根っこの問題を扱うことの大切さ ②

現在(2025年12月3日)、アメリカ政府は、「ヴェネズエラ空域は閉鎖された(=アメリカ政府は侵略を起こす準備ができている)」という発表を行いました。


アメリカ政府は、ここ数か月で、ヴェネズエラ付近に、多くのアメリカ軍を配置し、侵略を行う意図があることを明確にしています。
それとともに、ヴェネズエラ付近の海域で、なんの証拠も、法律的な手続きもなく、漁船の爆破を繰り返し、80人以上のひとびとを殺しました。
漁船の乗組員の一人で、アメリカ政府による爆撃で殺されたコロンビア人漁師の妻は、現在、アメリカ政府に対して、「extrajudicial killing(エキストラジュディシャル・キリング/超法規的殺...


22.12.25 04:15 PM - Comment(s)
資本主義は、普遍的な/万人への繁栄をもたらさない ー 資本主義を壊して別の道をつくることは十分可能 ⑥ ー b

貸し手にスポットライトをあて、貸し手の責任を問うことの大切さ

グローバル・ノースがグローバル・サウスを搾取し続け、グローバル・サウスが自国経済を発展させることを不可能にさせている経済的帝国主義の仕組の中には、前回(← リンクを貼る)説明した、国際通貨基金・世界銀行の構造調整計画の強制に加えて、sovereign debts(ソヴェレィン・デッツ/国家が発行する債権、または借入金で政府が返済責任を負う)や、経済制裁も含まれます。
また、グローバル・ノースによる軍事介入も、始終行われていて、これに対抗する軍事にも予算や労力を割く必要があり、グローバル・サウスの国々にとっては、これは大きな負担となります...

02.12.25 11:37 AM - Comment(s)

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