The Green Catalyst
The Green Catalyst
Creating futures we can believe in

Joy in everyday life

Blog categorized as Joy in everyday life

利き手でないほうで、Drawingする楽しみ

私は、いまはDrawingが好きですが、子供のころは、家で絵を描くことは許されていなかったし、見つかって怒鳴られ、目の前で絵を破られたこともあります。親からは、「お前には、芸術センスは皆無、絶対に芸術には近づくな」といわれ、歌うことすら禁止されて育ちました。
学校では、先生の言う通りにかかないといけないのがとても苦痛で、かつ私は鮮やかな色で描くのが好きだったのですが、「日本人はそんな目立った色じゃなくて、もっと落ち着いて目だたない上品な色で描くべきだ」と言われたりしてうんざりした思い出が多いです。
3代さかのぼっても日本人なのですが、東南アジア出身と思われることが多く、今思うと、ロンドンよりも、日...

23.11.23 12:05 PM - Comment(s)
何でもない日常を明るくするもの

ある日、 トルコ出身でイギリスで活躍している小説家・女性人権活動家のElif Shafak (エリフ・シャファック)さんの著作の一つ「The Bastard of Istanbul」が、国営放送BBC Radio4で、短くした ドラマバージョン で放送されていました。とても複雑な話で長い小説を、エッセンスを失わないようにしながら、2時間のドラマ(ラジオでさまざまな役者が声のみで演じる)にしています。

日本語訳のタイトルは、映画でも本でも、原題とはかなり違うタイトルで意味を失っていると思うことが多いのですが、この本の題名も、直訳は「イスタンブールの非嫡子」ですが、日本...

21.09.23 03:59 PM - Comment(s)
Blood Diamond 映画の背景にあるもの
2006年公開の映画で、主演はレオナルドディカプリオ。シエラレオンの市民戦争時代(1991-2001)を背景に、紛争地域で発掘されたダイヤモンドが、紛争をファイナンスするために密輸・密売され、世界中のダイヤモンド企業やwarlordsに大きな利益をもたらし、その背後で普通の市民が直接的・間接的に数多く殺害されていることを扱っています。実話ではなくフィクションですが、当時の政治・社会背景を取り入れながら、映画として、物語としてうまくできていると思います。
3人の主要人物は、

  • アーチャーː レオナルドディカプリオが演じる。ジンバブエ育ちの密輸・密売人。南アフリカの民間軍事会社のボス(宝石や武器の密売に...
20.10.22 11:14 AM - Comment(s)
Holiday in Wales, the UK
10年以上前に、国勢調査でリサーチャーが質問に家に訪れました。
その質問の中には「ホリデーに年1回は行くか」「靴は何足もっているか」等がありました。
ホリデーに行けないのは、「貧困」としてカウントされると聞いたように記憶しています。
私自身は日本で育ったため、ホリデーに行けることはうれしいけれど、行かなくても近所のテムズ川沿いや公園を散歩しているだけでも幸せです。
私の家族はイタリア人なので、ホリデーは基本的人権の一つと思っている、ということでホリデーなしの人生は考えられません。
イタリアの島を旅していると、海の近くのキャンプ場に、大家族が冷蔵庫やテーブルも持ち込んで1か月ほど滞在、というのも見ます。
豪...
27.07.22 03:40 PM - Comment(s)
雨の合間の虹(ロンドン/イギリス)
ロンドンには20年以上住んでいますが、一日のうちに四季があるというぐらい、天気はころころと変わります。通常は小雨が少し降って晴れたりやんだり、という感じでですが、雨が(ロンドンでのスタンダードと比べて)強く降る日は、風もとても強いので、傘を使う人は多くありません。傘はひっくり返るし、傘を差していても結局は風のせいで雨を防ぎようがないので。おばあちゃんたちは、ビニール製の顎のところで紐を結ぶスカーフのような帽子をかぶっているのも見ます。通常は雨は長く続かないので、スーパーやジムの屋根の下で待ちます。待っている人もけっこういて、気軽に見ず知らずの人々と話したりするのも楽しい時間です。

イギリス人たち...
06.06.22 02:48 PM - Comment(s)
カッフェ

私の朝は、カッフェ(エスプレッソ)を用意するところから始まります。私はイギリスのロンドンに20年以上住んでいますが、家族はイタリア人で、食べ物から言葉、生活習慣にいたるまで、イタリア、イギリス、アジア、ときどきドイツがごっちゃ混ぜになっています。ちなみに、写真のカッフェを作る器機は、私の周りのイタリア人たちは「モカ」と呼んでいます。
通常は、蓋を閉めて火にかけるか、コーヒーが湧き上がってくると蓋を閉めますが、私はコーヒーがぼこぼこと出てくるのを見るのも聞くのも好きです。以前はモカの蓋部分が耐熱ガラスで透明なものを持っていたのですが、うっかり空焚きしてしまい、同じ型を見つけられず通常のモカに買い換...
20.04.22 01:53 PM - Comment(s)

Tags