The Green Catalyst
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Hope and Humanity

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地球上の私たちがみんなもっているShared Humanity

たまたま聞いていたポッドキャスト「Intercepted」で、アメリカ人救急医師(もともとはパレスチナ難民の両親のもとにクウェートで生まれ、アメリカへ難民として移民)のMohammad Subeh(モハメッド・スベー)さんが、ガザでの数週間の救急医師の経験を話していました。


モハメッドさんの両親は、1948年のイスラエル建国時にユダヤ系民兵によって暴力的に追放された75万人のパレスチナ人たちの一部です。
モハメッドさん一家はKwait(クウェート)で難民として暮らし、1984年にモハメッドさんが生まれ、モハメッドさんは人生の最初の6年をクウェートでパレスチナ難民として暮らします。どこに行くにもTr...

19.04.24 03:05 PM - Comment(s)
Radical Empathy (ラディカル・エンパシー/急進的な共感)ー 世界も私たちもみんなつながっている

Empathy(エンパシー)の主要な意味は、相手の立場に自分を置き、相手がどのように物事をみているか、感じているかを知ろうとすることです。

ただ、私たちが特権をもっているような環境にいて、それに気づいていない場合(例/その国や地域・社会での主要な民族・人種・国民である等も含む)、基本的人権を奪われているような人々のことを想像するのが難しいことは、意識しておく必要があります。

ベテラン・ジャーナリストでアカデミックでもあるIsabel Wilkerson(イザベル・ウィルカーソン)さんの著作「The Caste(ザ・カースト)」に出てきていた「Radical Empathy(ラディカル・エンパシー/...

15.04.24 05:21 PM - Comment(s)
Fierce Self-Compassion(フィアース・セルフ・コンパッション)/(たたかうための)強いコンパッション))your post title

ある日、いつものMeditation App(瞑想アプリケーション)のHeadSpace(ヘッドスペース/英語がベースでほかのヨーロピアン言語でも聞けるけど、アジア言語はなし)を聞いていると、アメリカの心理学者のKristin Neff(クリスティン・ネフ)さんのPodcastがあり、心に残りました。


Podcastで、クリスティンさんは、自閉症をもった息子さんがまだ小さい時に、かんしゃくがとまらなくなり、息子本人も苦しいのだろうと思いながらも、自分もつらくて、自分の腕をさすりながら「クリスティン、大変だね、つらいね、がんばってるね」と心の中で言っていると、息子さんにもクリスティンさんの落ち着き...
15.04.24 05:18 PM - Comment(s)
希望と楽観性を持ち続け、団結して抵抗し続けることの大切さー独裁政治は内部から崩壊させられる

Alexei Navalny (アレクセイ・ナヴァルニー/英語圏では、ナヴァルニーと発音され、日本で通用しているナワリヌイとは違います。でも、恐らく日本での発音のほうが現地語読みに近いはず)さんの死亡のニュースに伴い、ブリティッシュ(The UKの連合国4か国のうちのウェールズ国出身のウェールズ人)女性ジャーナリストの、Carole Cadwalladr(キャロル・キャドウォラダー)さんが、独立系新聞ガーディアン紙に興味深い記事を寄稿していました。


ちなみに、キャロルさんの名前のつづり(苗字も名前も両方)をみると、The UKに住んでいる人々なら、直観的にすぐにウェールズ人だと見当がつくと思いま...
22.02.24 10:41 AM - Comment(s)
優しさや共感を基盤とした社会

イギリスの独立系新聞ガーディアン紙には、環境に強いベテランジャーナリストのGeorge Monbiot(ジョージ・モンビオット)さんが常駐エディターとし在籍しています。
ジョージさんは、環境問題があまり知られていなかった頃から、環境について書き、ときには、環境問題を理解したくない・理解しない人々を相手に、フラストレーションで涙を流しそうになったこともあることから、映画の「Don't look up」の主人公のうちの科学者にたとえられることもありますが、彼の環境に対する深い知識・洞察とパッションは本物です。
このジョージさんが、なぜトランプ元大統領が、アメリカでいまでに人気なのかを、社会や個人の価値...
13.02.24 06:08 PM - Comment(s)
失敗することの大切さ

ある日、偶然、スダーン生まれでイギリスで活躍する女性ジャーナリストNesrine Malik(ネスリン・マリック)さんの出演するポッドキャストに遭遇しました。
ネスリンさんは、イギリスの独立系新聞紙ガーディアンのジャーナリストでもあります。ここから、彼女の記事が読めます。

録音されたのは、少し前(2019年)になります。
ネスリンさんの記事は長年興味深く読んでいるのですが、鋭い見方と深い知識で書いていることと、母国語でない英語で書いているせいもあるのか、フォーマルで固い表現である印象があったのですが、ポッドキャストでは、気さくで気取らず、楽しく、とてもいいインタビューでした。
ポッドキャストは、「Ho...

25.01.24 05:04 PM - Comment(s)
普通の市民にできる草の根外交運動:パレスチナの人々の命と尊厳を守るために

最近、イギリスの独立系新聞ガーディアン紙に、ユダヤ系カナダ人女性ジャーナリスト・作家・映画製作者・アカデミックのNaomi Klien(ナオミ・クライン)さんが、パレスチナの人々の基本的人権と自由、安全が保障されるためには、イスラエル政府が日々行っている国際法違反や戦争犯罪をやめることが必要で、そのために国際社会がプレッシャーをかけ、イスラエル政府が国際法を守るようになるまで、私たち地球上の誰もができることについて、寄稿していました。
ここから読めます。
ちなみに、「Naomi」という名前は、イギリスでも北アメリカでも、「ナオミ」ではなく、「ネィオミ」に近い発音のことが多いです。

ヨーロピアン時間で...

25.01.24 05:04 PM - Comment(s)
歴史や人文学は、他の(人々の)見方もあることに気づかせてくれ、世界を豊かにしてくれるもの

最近、女性ベテラン・ジャーナリストのChristiane Amanpour(クリスティアン・アマンプール)さんの番組に、東ヨーロッパを専門とする歴史家のTimothy Snyder(ティモシー・スナイダー)さんが登場していました。
ここから聴けます。

ちなみに、クリスティアンさんは、父がイラン人で、母はイギリス人のキリスト教徒のようです。小学校はイランの首都テヘランで、その後はイギリスの寄宿舎学校へと送られ、イギリスにいる間にイスラム革命や戦争が起こり、父は全てを失い、家族全員でイギリス移住となったそうです。大学はアメリカへと渡りアメリカで過ごした期間も長いため、イランを含む中東地域とヨーロッパ・...
25.01.24 04:59 PM - Comment(s)
「記憶」は、現在と未来をより良く生きるための大切なもの

イギリスの独立系新聞ガーディアン紙の新年のポッドキャストで、認知神経科学者のCharan Ranganath(チャラン・ランガナス)さんが、「記憶」についてのとても興味深い話をしていました。
ここから聴けます。
チャランさんの、温かく穏やかな人柄が、ポッドキャストからも伝わってきます。
チャランさんの新しい本「Why we remember(なぜ私たちは記憶するのか)」は、原著の英語版が2024年2月に発売予定だそうです。
日本の人口も減り経済的な力も弱まっている現在では、日本語はますますマイナー言語になり、こういった素晴らしい本や対話が日本語に訳されないことは、ますます増えるでしょう
また、英語と日本...
25.01.24 04:49 PM - Comment(s)
Courange(カレッジ/勇気)の育て方と、鍛え方 Plus 何もしないことのリスク

「Courage(カレッジ)」は、日本語で往々にして「勇気」と訳されるようですが、根本的に意味が違います。

英語圏の文化と、アジア圏の文化は大きく違っていることも多く、概念が一致しない、英語圏の概念がアジア圏に存在しない、またはその逆の場合もよくあります。

概念の違いを理解するには、その文化に実際に住んでみて、そこに住んでいる人々と同じ言語で話したり、一緒に何かをしたり、英語でのさまざまな文献や信頼のおける記事を読むこと、哲学の本を読んだりすることも役にたつでしょう。
ただ、たとえ海外に住む機会がなくても、世の中には、たとえ高等教育を受けなくても、自分で本をしっかり読んだり考えたりして、小さな村から...

25.01.24 04:39 PM - Comment(s)

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