The Green Catalyst
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Creating futures we can believe in
  • We are collective future explorers

    We create the futures we want and we can believe in

テクノロジー(アルゴリズム)や心理・行動テストで測りきれないもの ー 「ひと」

世界は急速に変化しており、一説では、20年くらいで現在ある職業の3分の1程度は消え、人生のうちで何度かプロフェッションも変え、そのたびに大きく学びなおす必要性があることが予測されています。

これを、人間の創造性をいかして、ブレークスルーをつくり、より良い社会をつくる機会とすることは可能です。
それには、予期できることには効率的に対応できるよう備え、予期できない/しにくい変化には柔軟に対応できるように余裕をもって備えておくことが必要です。
予期できない変化に、React(反応)するのではなく、適切にRespond(対応)するためには、さまざまな才能をもった人々が、自由に創造力をいかして協力して安心して働ける環境が必要です。

履歴書やビデオ録画をコンピューターのアルゴリズムを使って人間を通さずに採点して応募者をはじいたり、心理テストや行動テストを使って人々を特定の型に当てはめようとするのは、適切なことなのでしょうか?
コンピューターのアルゴリズムが参照するデータにはかなりの偏りがあることが証明されており、心理テストや行動テストも科学的には根拠がなく、世間話のきっかけ程度に過ぎないことは、欧米の心理学・行動テストを提供している大手企業も認めています。採用課程の時間を節約しコスト削減に役立っていることは間違いないでしょうが、人間はとても複雑で予期しにくく、矛盾に満ちたところに才能や創造性があり、心理テストの数十種類の枠の中に無理やり押し込めるような形では、人々の才能や創造力といったポテンシャルを見失います。
また、これは、相手を一人の人間としてではなく、もののように扱うことにもつながりがちです。コンピューターアルゴリズムや心理・行動テスト、或いは出身大学といったラベルにたよって採用していると、採用担当者も、人間として相手と対峙し、相手のポテンシャルを見抜く力が育たないでしょう。

企業と働く人々との関係性も大きく変わってきています。
ハイラルキーが強い場所では、創造力がはばたかないことは既に証明済です。

予期できないことの多い未来に対しては、誰もが対等に自由に意見を述べることができ、トライ&エラーで間違った経験も成功への必要なプロセスだとして喜んで受け要られらることが必要です。「不確実性」への耐性が求められ、「確実性」への執着は害にもなりえます。さまざまな可能性を考え話し合い、「What's if (もしそうだったら、もしそれが起こったら)」ということでいくつかのあり得るシナリオを創造的に描き、さまざまな未来に対応できる準備をしておくことで、企業や社会やひとのレジリエンス(突然のできごとや予期しなかったことに柔軟に適切に対応できる力)を強めることができるでしょう。

対話を通して一人一人のポテンシャルを見つける 

10年ほど日本とイギリスでITエンジニアとして働いた後、直近の8年は、イギリスにて、リクルートメント業界で地球上のさまざまな場所で育った人々と、英語/日本語でキャリアや人生について対話をしてきました。

また、ヨーロッパで生活している限り、さまざまな交渉事は日常でよく起こり、相手の立場や考え方もよく理解しながら、自分が望むことも明瞭に述べ、お互いが納得できよく生きていける折衷案にたどり着く対話についても、トライ&エラーを重ねながら、身をもって学びました。

イギリスで20年以上暮らし、働いている間に、さまざまな国(ペルーやアルゼンチンの南アメリカ、カナダやアメリカの北アメリカ、アジア全般、多くのヨーロッパの国々)の人々と働いたり、友人・知人として関わってきました。生まれた国で勃発した市民戦争が原因でイギリスへきた人々、自国の経済状況の悪さと政情不安定さできた人々、ヨーロッパから駐在できている人々、エンジニアの友人が多いですが、薬剤師、ファイナンスで働く友人等、さまざまな国の歴史、文化、慣習、仕事や職業についての考え方等に触れることになりました。また、家族はイタリア人で、家族の仕事の関係でドイツとイギリスを頻繁に行き来していた数年もあり、イタリアとドイツの慣習にも触れることとなりました。

私は、いわゆるマニュアルに沿ったインタビューは行ったことがありません。
なぜなら、みんな違うからです。

仕事や今現在のチャレンジからいったん離れて、自分の人生・未来をどのようなものにしたいのか、可能性から考えていきます。
意外な質問から、あなたの考えの変化・行動の変化を促進します。
仕事が人生の中でどのような位置づけなのかは、人によって、人生の時期によって、ひとにはコントロールできない社会や経済の状況によっても変わるのはごく普通です。

自分のよいところを仕事で発揮でき、自分、自分の周りの人々、会社や社会にも良い影響を与え、よりよい社会・未来へと誰もが歩んでいることをサポートしていきます。

About Me

イギリス在住20年以上。

日本の国立大学の美学美術史卒業。

元 ITエンジニア(日本・イギリスで10年以上ーイギリスで労働許可証を取得)/ジュエリーデザイナー / リクルートメントプロフェッショナル (イギリスで8年以上)

すべての人はギフト(個人個人のよいところー誰もが違う)をもっていて、それを見つけ、伸ばし活かして、みんなで共に希望のある、信じられる未来をつくっていくことは可能だと信じています。出生や出身大学、年齢、国籍ということにとらわれず、Possibilities(可能性)を基本に、一人一人と社会にとってポジティブな未来をつくる一歩を踏み出すお手伝いをします。

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How we can work together

以下の協働をオファーしています。新しい協働プロジェクトも大歓迎です。

企業向け

機械やアルゴリズムがふるい分けて人間同士の面談に行きつかなかった90パーセント以上の人々にどんなポテンシャルがあったか、今どんな活躍をしているか考えたことはありますか?

従来の決まりきった型にはめていくリクルートメントが機能していないと感じる企業の方に。

特に外国語でのコミュニケーションができる柔軟な考え方を持つ人や、バラエティーのある豊かな才能をもつ人々を望む場合に。

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仕事について考えている人

自分を決まりきった型に押し込むことに疲れていませんか?

自分の良さを最大限に活かして、キャリアを人生の一部として大きな観点で見ながら働くことをサポートします。

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Workshops (Online)

ヨーロッパに住んでみたい/働きたい、或いは既にヨーロッパに住んでいる人たちへ。カジュアルにお話するオンラインでのミーティング。月1回。参加無料。

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Free Resources

ヨーロッパ視点からの文献や記事、ニュース、個人的な経験から、地球温暖化問題、グリーンテック、外国で働くこと/仕事をどうとらえるか、異文化理解/外国語を学ぶこと、社会問題、アート、スタンダップコメディー等、幅広く伝えます。
好奇心を呼び起こし、世界を広げるために。

Blog

ヨーロッパで働くことや、人権や社会正義について。


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Reference

イギリスで困ったときに。転ばぬ先の杖。プラス、転んだ時の対処法


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