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世界はつながっているー 弱い立場に追いやられている人たちほど、社会や経済の仕組みを知り、仲間と手を合わせて立ち向かい、そのシステムを越えるものをつくる必要がある ④

資本主義のはじまりは、で書きましたが、現時点で、経済的に強い国(西ヨーロッパやアメリカ、カナダ、オーストラリアや日本)で育つと、資本主義と民主主義が必ずセットであるような感覚をもつかもしれません。
実際は、資本主義は経済の領域にあり、民主主義は政治の領域にあるもので、北欧の国々やヨーロッパの多くの国々(イギリスを除く)のように、資本主義と民主主義と社会主義も取り入れた混合した仕組を取っている国々もあります。
共産主義は、資本主義に真っ向から反対するもので、共産主義と資本主義は共存できませんが、資本主義と社会主義は共存可能です。

ギリシャ人経済学者でアクティヴィストであるYanis Varoufak...

12.07.24 05:47 PM - Comment(s)
いじめの偶然のターゲットになったとき

コメディアンでアクター、作家でもあるウェールズ出身のKaty Wix(ケィティー・ウィックス)さんは、14歳のときに親友だと思っていた人から、ひどいいじめを受けたそうです。
ちなみに、ウェールズ国は、The United Kingdom(イギリス、ウェールズ、北アイルランド、スコットランドの連合4か国)の一国で、公用語は英語とウェールズ語(英語とは全く違うことば)です。
関連する記事は、イギリスの独立系新聞ガーディアン紙のここより読めます。

20年以上たった、ある日、ケィティーさんは、短いテキストメッセージを受け取ります。
そこには、「ごめんなさい。私は嫌な女でした。許してくれますか」とありました。

ケ...

12.07.24 05:44 PM - Comment(s)
世界はつながっているー 弱い立場に追いやられている人たちほど、社会や経済の仕組みを知り、仲間と手を合わせて立ち向かい、そのシステムを越えるものをつくる必要がある ③

Capitalistm(キャピタリズム/資本主義)は、とても少数の搾取を行う人々(=資本・富をもつ階級に生まれ落ちた人々)と、大多数の搾取される人々(=実際に労働を行い、社会に貢献するサービスや製品といった、価値のあるものを作り出している労働者たち)で成り立っています。
資本主義を正当化するためによく使われることばは、「voluntary transaction(ヴォランタリー・トランザクション/自由意思での取引)」「Consent(コンセント/合意)」です。
ギリシャ人経済学者でアクティヴィストであるYanis Varoufakis(ヤニス・ヴァルファキス)さんは、ドキュメンタリー映画、「In ...

12.07.24 05:42 PM - Comment(s)
世界はつながっているー 弱い立場に追いやられている人たちほど、社会や経済の仕組みを知り、仲間と手を合わせて立ち向かい、そのシステムを越えるものをつくる必要がある ②

イギリス人ジャーナリストで環境活動家でもあるGeorge Monbiot(ジョージ・モンビオット)さんは、最新の著作「The Invisible Doctrine」で、資本主義と、植民地主義・産業革命・帝国主義・奴隷貿易が切っても切り離せないことを分かりやすく解説しています。

ちなみに、資本主義は、定義が一つではないものの、大まかには、封建制度(王や一部の貴族がすべての土地や富を所有し、政治的にも経済的にも一極管理)のあとに現れた経済システム・経済体制で、生産手段を資本として私有する資本家(例/家具をつくる工場や機材を所有している資本家)が、労働力以外に何ももっていない人々(封建制度のときには小...

12.07.24 05:40 PM - Comment(s)
世界はつながっているー 弱い立場に追いやられている人たちほど、社会や経済の仕組みを知り、仲間と手を合わせて立ち向かい、そのシステムを越えるものをつくる必要がある ①

最近、ギリシャ人経済学者でアクティヴィストであるYanis Varoufakis(ヤニス・ヴァルファキス)さんのドキュメンタリー映画、「In The Eye Of The Storm」が公開されました。日本語訳は現在のところないようですが、ヤニスさんも英語が流暢ではありますが、母国語でないので、逆に英語が母国語でない人にも聞き取りやすいと思います。
どんなに翻訳機能が向上しても、ちょっとしたジョークだったり、日本語にはない概念が英語或いは西洋文化にはたくさんあるため、英語(オリジナル言語)で理解するのが一番だと思います。

ヤニスさんは、この中で、Marquis de Condorcet(コンドルセ...

12.07.24 05:37 PM - Comment(s)
苦難の物語とともにある、もう一つの物語を見つける

ある日、いつも読んでいるイギリスの独立系新聞ガーディアン紙で、南アフリカ共和国でナラティヴ・セラピーを行っているジンバブエ出身の女性心理学者Ncazelo Ncube-Mlilo (カゼロ・ヌカンベミロ)さんの記事に偶然あいました。

「変わる勇気(Courageという英語から、Rをひとつ増やしてCOURRAGEと呼ばれるプログラム)ː 女性のデプレッションと貧困を(自分の)物語を語ることによってタックルする」という試みです。
カゼロさんは、南アフリカ共和国でエイズが原因で親を亡くし孤児になった子供たちのセラピーを行っていたときに、既に存在する心理学の手法は、この子供たちには適さないものだということ...

12.07.24 05:32 PM - Comment(s)
現在のリアリティーに基づいた未来ではなく、インクルーシヴでヴィジョナリーのある未来をつくる ー パレスチナ人女性弁護士 Diana Buttu(ダイアナ・ブットゥ)

Diana Buttu(ダイアナ・ブットゥ)さんは、パレスチナ人の両親のもとに生まれ、カナダで育った女性弁護士です。
1948年にイスラエル建国に伴い、パレスチナ地域に住んでいた多くのパレスチナ人が、ユダヤ人に大量殺害されたり、ユダヤ人からの暴力やテロ行為で家や土地を追いだされ、難民となったため、アラブ諸国を含め、多くの地域にパレスチナ人は難民として逃げざるを得ませんでした。
1948年に難民となった人々の子供や孫たちも、多くはいまだに難民として、Stateless(ステイトレス/無国籍)で、定住する家や職業、教育にも大きな制限がある人々も多い状態です。
アラブ諸国を除いて、一番大きなパレスチナ人難...

12.07.24 05:02 PM - Comment(s)
現在の時代や場所・仕組という制限を越えて、夢見ることの大切さ

Gary Younge(ギャリー・ヤング)さんは、ブリティッシュ・ジャーナリストで、現在は、マンチェスター大学でSociology(ソシオロジー/社会学)の教授をつとめています。
母は、大英帝国の元植民地であるBarbados(イギリスではバルベィドスと発音/バルバドスーカリブ海、西インド諸島内の国)出身で、第二次世界大戦後に、イギリスの労働者不足を解消するために、積極的にイギリスの元植民地国から人々を招へいした時期に、イギリスへと移民してきました。
ギャリーさんは、イギリスで生まれ育ちます。
母は、44歳という若さで突然亡くなったものの、看護師としてのトレーニングを受けNHS(National H...

28.05.24 03:19 PM - Comment(s)
怒りを感じることの大切さと、どうポジティヴな行動へと導くか

日本語だと、「怒る」と聞くと、(たとえ不当な怒りだったとしても)怒りを感じた人が、自分より弱い立場の人に対して攻撃的にあたりちらすことのようにも思うのですが、実際、「Anger/アンガー(怒り)」という感情と、怒りを感じたことにより導かれる言動とは違うもので、分けて考える必要があります
「怒り」という感情は、人間としてごく普通の感情であり、不当な扱いを受けた時、危険な目にあったときなど、自分のために立ち上がりたたかったり、状況によっては一時的に安全な場所に急いで退避するための必要な力を与えてくれます

ちなみに、Woody Allen(ウディー・アレン)の映画の中の登場人物が「私は絶対に怒らない...

30.04.24 08:51 AM - Comment(s)
ディグニティ: ひととして存在しているだけで、誰もが特別な価値をもっているー他人からどう扱われるかに関係なく

イギリスの独立新聞のガーディアン紙の日曜版には、Physchotherapist(サイコセラピスト/心理療法士)・Author(作家)であるPhilippa Perry(フィリッパ・ペリー)さんが長年担当している相談コーナーがあります。

Agony aunt(アゴニー・アーント/新聞や雑誌の相談欄に回答する女性たちを指していう)とも呼ばれています。

フィリッパさんは、女装をすることでも知られている現代陶芸家のGrayson Perry(グレイソン・ペリー)さんと結婚しています。
グレイソンさんは、陶芸家としての作品も好きなのですが、著作もいいです。
「The Descent of Man(日本語版では...

30.04.24 08:38 AM - Comment(s)

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