Blog categorized as Hope and Humanity

最近、「Instruments of a beating heart(インストゥルメント・オブ・ア・ビーティング・ハート)を観て、すごく嫌な気持ちを思い出しました。
私は運よく、ほかの生徒たちからいじめられたことはないですが、クラスの生徒が少し騒いでいただけで先生から見せしめのために平手打ちをされたり(私は全然騒いでないことを先生も知っているけど、親が文句を言わない生徒数人を選んで叩いてる)、貧困家庭で給食費が遅れることで、嘘をついたと決めつけられ廊下に立たされたり、先生のほかの生徒への不当な暴力や扱いに対して抵抗したことで、テストの点数はいつもほぼ満点だったにも関わらずすべての科目の成績表が最...

10.03.25 06:14 PM - Comment(s)
わきまえる=自分が劣った地位にあることに気づいているということ(英語)

英語と日本語は言語の違いだけでなく、文化の違いも大きいので、同じ英語の動詞や単語でも、どういったContext(コンテクスト/文脈)で使われているかによって、どういう日本語の内容になるのかは、大きく違ってきます。
そういった中でも、英語に訳すと、根本的な意味がはっきりと現れる場合もあります。

日本語・日本文化では、「わきまえる」という言葉が使われる時が多いのではと思いますが、多くの場合、英語では、以下となります。

know one's place = to be aware of one's inferior position
自分の場所(社会的な地位等)を知っていること = 自分が劣った地...

31.01.25 03:28 PM - Comment(s)
和平構築とは、不正義に苦しんでいる側につくということ ー ベツレヘムの牧師、ムンター・アイザークさん

ガザの停戦で、少しほっとしている人もいるかもしれません。
でも、国際法でパレスチナ領地と定められているウエスト・バンク、ベツレヘムでは、イスラエル軍、ユダヤ系イスラエル人からのパレスチナ人に対する暴力・殺人が増加しています。

国際ジャーナリストでもあり、神学者としての研究もしたChris Hedges(クリス・ヘッジ)さんのポッドキャストに、ベツレヘムの牧師、Munther Isaac(ムンター・アイザーク)さんが登場していました。

アイザークさんは、ポッドキャストの中で以下のように語っていました。

和平構築とは、一方の側につくということです。
一方の側とは、不正義に苦しんでいる側です。
神は、不正義の真...

28.01.25 06:39 PM - Comment(s)

ニュージーランド出身で、イギリスで長く女性司法精神科医として働くGwen Adshead(グウェン・アズヘッド)さんが登場したPodcastから。

ちなみに、英語でPhsychiatrist(サイキアトリスト/精神科医)は、医師としてのトレーニングを受け医師国家資格をもっているひとで、Phychotherapist(サイコセラピスト)は、心理療法士で、医師としてのトレーニングも医師国家資格もありません。
グウェンさんは、サイキアトリストには、心理療法士の知識もスキルも必要だと信じていて、グウェンさん自身も自分のセラピーに通い、心理療法士としてのトレーニングを受け、資格も取得したそうです。
グウェンさ...

28.01.25 06:35 PM - Comment(s)
ファット・フォビアを製造して巨大な利益を得ているダイエット・ウェルネス・フィットネス業界の仕組(=資本主義の構造)に対して闘う

Kate Manne(ケイト・マン)さんは、Fat Phobia(ファット・フォビア)も家父長制のイデオロギーによる抑圧の一つで、人種差別、男尊女卑等、さまざまなSocial Justice(ソーシャル・ジャスティス/社会正義)と共通部分があるとしています。

家父長制や人種差別は、特定の誰かが(或いはグループ)が権力・資源・富を独占し続けるための社会構造や機関(司法、警察、政治・経済・教育等)をつくり、メディアも効果的に利用し、残りの人々は独占階級である人々よりすべてにおいて「下」、或いは人間以下として、彼らの力を奪い、搾取します。
家父長制だと、男尊女卑やミソジニー、セクシズムやファット・フォビ...

02.12.24 03:50 PM - Comment(s)
ミソジニーを押し返す

Kate Manne(ケイト・マン)さんの造語「Himpathy(HimとSympathyをあわせたもの)」についての、興味深いポッドキャストから。
このポッドキャストは、テック業界で働いていたSara Wachter-Boettcherさんがポッドキャスターで、サラさんのケイトさんに対する質問も話も興味深かったです。

最初に、ケイトさんがなぜ「Himpathy」という言葉を作ったのか、ということなのですが、基本は、誰もが何が起こっているのかを認識しやすくするためです。
何が起こっているのかが明確に見えないと、対応・抵抗ができないので、まず最初にみんなで気づこう、ということです。

ケイトさんが挙げてい...

02.12.24 03:47 PM - Comment(s)
ミソジニーな言動を押し返す

※ミソジニーは社会構造なので、ミソジニーな言動を行う人は男性の場合もあれば、女性の場合も

前回は、Sexism(セクシズム)の定義については、話さなかったので、そこから。

ケイトさんは、以下のように定義していました。

主に家父長制の規範や期待を自然なものとし、合理化する機能を果たす、信念や文化的なナラティヴやイデオロギーのさまざまな面を併せたセット
例)女性は、自然と/本質的に、masculine coded roles(マスキュリン・コーディット・ロールズ/男性の特質・本質に沿った男性特有の役割)である、リーダーシップや政治家や権威を持つ役割には向かない(できない)← もちろん、事実ではない

ここでい...

02.12.24 03:44 PM - Comment(s)
概念を知ることの大切さー現象を見抜いて団結して闘うことにつながる

Kate Manne(ケイト・マン)さんの著作は、一部は日本語にも翻訳されているので、聞いたことがある人はいるかもしれません。
私自身は、英語で書かれたものは英語で読むので、日本語翻訳では読まないのですが、あちこちで引用されている日本語翻訳の文章をみると、話が少しずれているかな、と思う時が多々あります。
これは、翻訳者の問題ではなく、英語と日本語は語学として大きく離れている上に、文化・社会も大きく違い、英語・英語が母国語文化にある概念が日本語には存在しない場合も多く、無理やりあてはめた日本語だと、著者が意図した内容とは違ってしまう、というのはあ...

20.11.24 09:05 PM - Comment(s)
正当な怒りを希望に変えて行動を起こす

前回のアメリカ人黒人作家・ジャーナリストのTa-nehisi Coats(タナハシ・コーツ)さんのポッドキャストからの話の続きとなります。

タナハシさんは、黒人アメリカ人としての経験についても書いていますが、タナハシさんの本(Between the world and me)は、アメリカのいくつかの州の学校で禁止となったそうです。
禁止となった本はたくさんあって、多くは黒人や有色人種の作家の本だそうです。
いくつか挙げられた理由は、「白人であることを、恥であるかのように感じて不快になるから/心地悪いから(黒人を奴隷にしていた歴史や、黒人隔離・黒人の殺人・リンチを長年行っていた過去を知りたく...

20.11.24 09:02 PM - Comment(s)
間違いを正す勇気と事実を語ること

最近、たまたまアメリカ人黒人作家・ジャーナリストのTa-nehisi Coats(タナハシ・コーツ)さんがインタヴューされているPodcastを聴きました。
いくつかのポッドキャストを聞いたのですが、その中でも、Middle East EyeAl Jazeeraのポッドキャストが特に心に残りました。
どちらも無料で聞けます。
タナハシさんの明るく気さくで、正直に間違いを認める真摯さ・勇気も伝わってくるので、普段は英語を聞く機会はなくても、ぜひ字幕つきで聞いてみることをお勧めします。

タナハシさんは、「白人に一番読まれている黒人作家(=白人に耳障りのよいことしか書かない)」と批判されることもあるものの...

18.11.24 05:09 PM - Comment(s)

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