2021年10月後半に、独立行政法人経済産業研究所(RIETI)によって開催された「働き方改革と健康経営」のウェビナーに参加しました。
この仕組自体は、よい意図が背後にあったのでしょうが、ヨーロッパで長く働いてきた私にとっては、以下のように見え、非常に残念な思いをしました。
目的は「全被雇用者が、精神・肉体的に壊れず絶対に病気をせず、高性能なアウトプットを会社のために出力し続けることを可能にするために、彼らの私生活を含めた全生活を、運動量・喫煙の有無、睡眠等も含めてコントロールする」
懸命に働いて生きている人々を、ロボットかモノのように「労働力」としてのみ見ていることが透けてみえるようで、寒々しく感...
28.10.22 03:34 PM - Comment(s)