Yoko Marta

Blog by Yoko Marta

2022年度Reith Lecturesよりー4つの自由
現代の人々が直面している課題について、国民の理解を深め、議論を進めることを目的に、該当分野での第一人者を招いて、一般聴衆を前に講義を行う1948年から続いているReith Lecturesシリーズ。今回は、作家のチママンダさんの「言論の自由」についてから。
09.12.22 06:47 PM - Comment(s)
フィリピンで起こっている子供の性的搾取ー犯罪を成り立たせているのは経済先進国
BBCの記事より、フィリピンで、パンデミック中にさらに加速した子供への性的虐待。問題は、経済的に力をもっている先進国の人々がこの問題を作り出し大きくしていて、貧しいフィリピンの人々が被害を受けている構造。国際法の確立・施行とともに、貧富による国境を越えた搾取を厳しく取り締まりかつ貧富の差をなくし、一人一人の意識(すべての人の尊厳を尊重)を変えることが大切。
02.12.22 11:48 AM - Comment(s)
No Bears (熊はいない) ーイラン映画
イラン人監督パナヒさんによる、最近公開された映画「No Bears(熊はいない)」。偽りでも、「熊がいる」というような恐れを権力者が人々にうまく植え付ければ、少数の権力者たちが人々をコントロールし、自分たちへの権力集中・権力濫用・経済の不正を行うことがとても容易になります。あなたが信じている恐れは、本当に存在するものなのでしょうか?
28.11.22 05:48 PM - Comment(s)
首相交代 ー イタリアの場合
イタリアの首相交代は、閣僚会議で使われる小さなベルが、前首相から新首相へと手渡されます。イギリスの首相交代は、国王或いは女王へのあいさつの後に官邸前での大きなスピーチがあり、とても大袈裟で形式ばっています。イタリアの首相交代は、簡素で民主主義的に見えるのですが、イタリア国民がファシスト政党の党首を首相に選んだのはなぜでしょうか?
25.11.22 06:43 PM - Comment(s)
ハラスメントへのイギリス政府の試み
ハラスメントがない社会にするためのイギリス政府の試み ー 問題から目をそらさず、立ち向かう。被害に遭いやすい女性だけでなく、男性もともに良い社会に向けて歩き続ける。
15.11.22 05:14 PM - Comment(s)
未来は変えられる
イギリスの国営放送BBC Radio4には、哲学者や宗教学者、作家が朝、3分弱話をする番組があります。 Thought for the Day という番組です。
2017年の放送にあったものですが、今でもふと考えさせられる、勇気づけられる話は、ユダヤ教指導者(ラビ)のミルヴィさんの話です。
ここ から聴けます。

Freedom(自由)とは何か?ということを語るのですが、そこには、「My fate is the hand of cards that I am dealt. My destiny is how I choose to play them」というくだりがありま...
11.11.22 05:51 PM - Comment(s)
Good Job(良い仕事)とは?
The UKでは仕事募集の数に対して、労働市場にいる人々(仕事を求めている人々)の数が少ないことが問題となっています。ここには「Good job(良い仕事)」がない為に、人々が現在募集の出ている仕事に応募しないことも指摘されています。「Good job(良い仕事)」とは何かを、現在のシステムの縛りに囚われず考えるきっかけ。
07.11.22 12:51 PM - Comment(s)
政治腐敗と経済の歪な仕組みが、複数国の市民に与える損害
政治腐敗と経済の歪な仕組みが、複数国の市民に与える損害。イギリスで起こった、金融会社グリーンシル・キャピタルの例。
28.10.22 04:07 PM - Comment(s)
ピアニストーアイスランド出身のVikingur Olafsson(ヴィキングル・オラフソン)
音で絵を描くピアニスト、アイスランド出身のVikingur Olafsson(ヴィキングル・オラフソン)さんのコンサートについて
28.10.22 03:54 PM - Comment(s)
番外編ː 日本での「働く」ということに関する歪み

2021年10月後半に、独立行政法人経済産業研究所(RIETI)によって開催された「働き方改革と健康経営」のウェビナーに参加しました。


この仕組自体は、よい意図が背後にあったのでしょうが、ヨーロッパで長く働いてきた私にとっては、以下のように見え、非常に残念な思いをしました。

目的は「全被雇用者が、精神・肉体的に壊れず絶対に病気をせず、高性能なアウトプットを会社のために出力し続けることを可能にするために、彼らの私生活を含めた全生活を、運動量・喫煙の有無、睡眠等も含めてコントロールする」

懸命に働いて生きている人々を、ロボットかモノのように「労働力」としてのみ見ていることが透けてみえるようで、寒々しく感...
28.10.22 03:34 PM - Comment(s)

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