前回は、ヴィクティム・ブレーミングを世界という視点から、その国や社会、地域での支配グループが被支配グループに対しての既存特益や特権を保ち続けるための権力構造がオプレッションで、そのオプレッションが見える形で現れるひとつの形が、ヴィクティム・ブレーミングで、これは性暴力だけでなく、アメリカやイギリスでの黒人への暴力や、イスラエルでのパレスチナ人虐殺にも共通することをみました。
今回は、女性への性暴力におけるヴィクティム・ブレーミングの仕組について。
ここでは、家父長制(男性が支配者で、女性や子供は支配される被支配者の男性至上主義)というオプレッションが働いています。
ちなみに、イギリスで長く働く司法精...
10.03.25 06:27 PM - Comment(s)