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News from Europe

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女性たちがメディア界で重要な決定権をもつ立場に就任することで変わるもの

日本では、あまり知られていないかもしれませんが、イギリスの元スタンダップ・コメディアンで、国営放送BBCも含む多くのメディアに出演していた時代もあるRussell Brand(ラッセル・ブランド)が、複数の女性に対しての性的暴行・レイプを行っていたことがイギリスの新聞、 The Sunday Times で報じられました。

ラッセル・ブランドは全ての嫌疑を否定していますが、業界内では、彼のひどい行いは広く知られていたそうです。

スタンダップ・コメディー界でも、ギグ(テレビやラジオで放映されず、パブや劇場で観客を前に行われるので、厳しい放映規制を受けず、テレビやラジオに比べると比...

20.09.23 12:07 PM - Comment(s)
イギリスでのAI詐欺への対策

イギリスの独立系新聞ガーディアンのポッドキャストで、このAIを使った詐欺について、どのように見分けるのか、どのような防御策が考えられるかが、セキュリティー専門家から語られていました。(2023年9月)

最近、イギリスで人気の Money saving expert (節約の達人)、Martin Lewis(マーティン・ルイス)のAIなりすましがあり、話題になりました。マーティンさんが特定の製品やファイナンス商品を太鼓判で押しているような映像で、本人すら自分じゃないかと疑うほど、似ています。服装も自分がその日着ているものと同じだったそうです。でも、完全にフェイクです。
マーティン...

04.09.23 02:26 PM - Comment(s)
なぜ社会の仕組を知ることが大切なのか

資本主義や民主主義を知ることが大切なのは、特に貧困に追いやられた人々、マイノリティー(女性、子供・移民等)、富を子供に移転することができる親や親族をもっていない人々です。

現時点で、全世界の50パーセントの冨は、全世界の1パーセントの人々によって所有されていると考えられ、この富の蓄積は、パンデミック下でも加速しました。これは、「自然」な流れでもなく、これらの富裕層が「優秀」でも「努力を積み」富を増やしているわけでもありません。
この富の蓄積は、民主主義や資本主義を自分たちが利益をえつづけるために、これらの富裕層が金力をつかって捻じ曲げてきた結果です。
金力は権力の獲得へもつながります。

この仕組は、多...

24.07.23 02:57 PM - Comment(s)
リベラルデモクラシーは生き残れるのか?

べラルースや香港、他にも多くの国々(イラン、ロシア、スーダン、ミャンマー等)では、ひとびとは、死を伴うことが分かっていたとしても民主主義を求めて立ち上がりました。その理由のいくつかは、言論の自由もありますが、「法律の下に誰もが平等に裁かれること」、「権力者の責任を問うこと/権力者に説明責任があること」です。

第二次世界大戦後は、「民主主義+資本主義」対「共産主義/社会主義」という単純な図式で説明されることが多いものの、実際はもっと複雑です。
...
13.07.23 05:21 PM - Comment(s)
犯罪と死刑への考え方の違い ー ヨーロッパと日本

先週(2023年6月13日)、悲しいことに、イギリスの北部Nottingham(ノッティンガム)で、大学生2人とCare takerだった65歳の男性の計3人がナイフで刺殺されました。犯人は逮捕されましたが、現在のところは、以前から精神的な病気を持っていることで知られていたようで、テロ事件ではなく、精神的な病気が悪化したのではと考えられています。BBCの記事は ここ より。


先週、亡くなった3人を悼む集会が、ノッティンガムの中心で開かれ、多くの人々が参加しました。
亡くなった3人の家族が、集まった人々に語りかけたことは、恐らく日本では想像しにくいと思います。

家族のメッセージは「...

21.06.23 04:29 PM - Comment(s)
イギリスでの家族に関する悩み相談

イギリスの数少ない独立系新聞、ガーディアン紙には、読者が悩みを相談し、それに対して、コラムニストのAnnalisa Barbieri(アンナリザ・バルビエリ)さんが、複数の心理療法セラピストと話して答えるコラムがあります。
相談してくる人たちも、イギリス在住とは限らないし、イギリスには地球上のさまざまな国で育った人々が住んでいるので、育った文化や宗教、国や背景がさまざまなのも興味深いです。
ただ、悩んでいることは世界中同じようなことだと思いますが、回答のありかたは、とても共感的でヨーロッパ的だと思います。
日本だと、「こうしなさい」といった押し付けが強い印象がありますが、ヨーロッパでは、個人のエージ...

21.06.23 04:24 PM - Comment(s)
Accountability - イギリスの英国産業連盟でのハラスメント横行への対応
英国産業連盟でのハラスメント横行がいったん明るみに出てからは、外部の専門家を入れ、徹底調査+ トップは解雇。ハラスメント文化が根付くのは、不平等と搾取が土台にあり、その上に法律に触れないような小さな有害な言動が見逃されることから始まる。誰もが対等で尊重しあう社会になれば、ハラスメントはないのが当たり前となる。
26.04.23 05:08 PM - Comment(s)
accountabilityとは
Accountability(アカウンタビリティー)とは何か。イギリスでの、殺人を犯した息子にきちんと責任を取らせた母の正しい行動。
12.04.23 04:08 PM - Comment(s)
国際女性の日ー家父長制へのチャレンジ
国際女性の日によせて。家父長制は文化や慣習によっても違う現れ方をし、アジアやアフリカでは往々にして姑から嫁への奴隷のようなひどい扱いのように、女性間でも現れます。今ある仕組も、どこかの時点で作られたもので、ずっと存在しないといけないわけではありません。家父長制を壊し、多くの人々にとって平等な社会をつくりだすことは可能です。それは一人一人の行動にかかっています。
08.03.23 12:01 PM - Comment(s)
ウクライナに永続的な平和をもたらすには
ロシアのウクライナへの侵略をやめさせ、ウクライナへ永続の平和が約束されるには、何が必要なのでしょうか?
24.02.23 06:44 PM - Comment(s)

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